地震に強い家が欲しい
間取り、採光、ブランド、耐震性、耐久性・・・あなたの住宅選びのポイントな何ですか?
住宅を選ぶ際、「耐震性を重視しますか」というアンケートに対して「重視する」と答えた人はなんと98%。実に多くの方が「地震に強い家」を住宅選びの最重要ポイントの一つに挙げています。現在どのハウスメーカーも競って耐震性をアピールしていますが、スウェーデンハウスの場合はどうなのでしょうか。今回は私たちの耐震性能への取り組みについてお話したいと思います。
地震の力を「面」で受け止める
「地震のことを考えてスウェーデンハウスを選んだ」「地震に遭うなら、家にいる時がいい」--そんなオーナー様の声をよく聞きます。また、「以前住んでいた家に比べると同じ震度3でも揺れが少ない気がする」とも。スウェーデンハウスの耐震性能を信頼し、満足している・・・この安心感はどこから生まれてくるのでしょう。答えはスウェーデンハウスだけの「モノボックス構造」にあります。壁と床、そして屋根の6面がまるで「箱」のように一体化しているこの構造は、地震をはじめとする外からの力を「点」ではなく「面」で受け止めることができます。モノボックス構造は、特定の箇所に力が集中せず、面でバランス良く力を分散・吸収するため、変形したり壊れたりするリスクを軽減することができる構造です。木独自のしなやかさを持ちながらも、モノボックス構造という強固な構造により、地震のリスクを分散するバランスの良い家・・・スウェーデンハウスが地震に強いと言われる理由は、ここにあります。ではモノボックス構造はどうやって作られるのでしょうか。
まず重要なのは北欧の厳しい寒さに鍛えられた樹齢80年前後の良質な木材。堅く粘り強い特性のこの木材は、すべての強さのベースとなります。次にその木材を組み合わせて作られる木質パネル。太い枠材に面材が組み合わされ、壁自体も箱型の構造になっています。また、その組み立て作業は自社工場の厳しい品質管理の元で行われるため、人間の手に左右されがちな建築現場での施工とは違い、均一な品質のパネルが出来上がります。そして出来上がったパネルはいよいよ6面体に。パネル同士を強固に接続して一体化させ、揺るぎのない「地震に強い家」となる・・・これがスウェーデンハウスの「モノボックス構造。」スウェーデンハウスの設けている独自の設計基準との相乗効果で、より安心できる家づくりを支えています。
地震後の生活のために
木材→パネル→モノボックス――たくさんの強さを正確に積み上げ、出来上がるスウェーデンハウス。この地面にどっしりと建つ「箱」は、阪神淡路大震災をはじめとする昨今の大地震でも倒壊することなく、しかも「被災後も普通に生活を続けることができた」という実績を残しています。
ここで重要なのは「普通に生活を続けられる」ということ。地震後、倒壊はしなかったけれども、家の歪み等のために建て替えや大規模なリフォームを余技なくされるというケースは意外に多く、被災者の方々の大きな負担となっているのです。スウェーデンハウスは「倒れない」だけではなく、その後の「生活」を守れる家が、真に「地震に強い家」なのだと考えます。
2003年、スウェーデンハウスは実際の建物を使用して大規模な構造実験を実施しました。結果、過去の大地震の再現をはじめ、東海地震の揺れを想定した振動実験でも、建物に構造的な問題は見られず、参加した研究者からも「ここまで硬く、強いとは思わなかった」という感想が聞かれました。
「実際の建物」で行われた実験・・・それは、あなたの建てたスウェーデンハウスでも同等の強さが発揮されるということ。スウェーデンハウスの耐震性能はオプションではないのです。スウェーデンハウスに住むお客様の全てに、安心の生活を届けたい――私たちは今後も妥協をせずに、お客様の大切な「家」と「生活」を守るべく、耐震性能への取り組みを続けていきたいと思っています。
突然の揺れにも「この家なら大丈夫」という安心があれば、慌てずに身の安全を守ることが可能です。モノボックス構造のスウェーデンハウス――毎日の生活の中でも、固く、強い箱に守られていることに、どうか安心をしてください。そして楽しい毎日をお過ごしください。