「冷え」は足元から
冬になると、世の中にはたくさんの「冷え対策グッズ」が出回ります。
よく見ると、その大半が「足元を暖める」というもの。足は第二の心臓とも呼ばれ、足の裏の反射区には自律神経やホルモンのバランスを整える抹消神経が集中しています。そのため、足の血流が悪くなると、冷えは全身へと広がっていく・・・足元を冷やさないようにすることは、毎日を健康に過ごすための、大切な要因の一つなのです。
そこで、人気なのが床暖房・・・しかし、スウェーデンハウスを建てる方で、実際に床暖房をつけられるお客様はほとんどおられません。それは一体、どうしてなのでしょうか。
床暖房なんかいらない
「家を建てるならぜひ床暖房を」とおっしゃる方でも、モデルハウスや宿泊体験などでスウェーデンハウスの暖かさを体感されると「やっぱり必要ない」とおっしゃいます。その理由の一つは、スウェーデンハウスの断熱性能の高さにあります。スウェーデンハウスの断熱材は質の良いグラスウールで、外壁パネル、天井、床、それぞれに次世代省エネルギー基準を大幅に上回る量を使用しています。中でも床下に敷かれたグラスウールは密度(16kg/㎡)で90ミリであることを考えても、その断熱性能の高さが分かります。床下に冷気を流し込み、床面の温度変化を測定するという実験でも、スウェーデンハウスの床は床下の温度変化の影響をほとんど受けなかったという結果が報告されています。
そしてもう一つは、気密性の高さです。どんなに断熱材を使用しても、施工時に隙間ができると、そこから熱が逃げてしまい元も子もなくなってしまいます。また、隙間から入り込む冷たい空気は足元へと流れ込み、暖まった空気を上に押し上げます。そして健康に良いとされる「頭寒足熱」の状態とは反対に、「顔はほてるけれど足は冷たい」という身体的に不快な状態になってしまいます。どんな家にもある「隙間」--これをいかに小さくするかが、スウェーデンハウスの技術力なのです。
隙間風知らずの家
家の隙間--実はいたるところに存在します。壁と床の継ぎ目、窓枠、コンセント・・そしてそれらが熱や湿気、ホコリなどの通路になっているのです。スウェーデンハウスが行っているのは、その「隙間」を徹底的になくす努力です。たとえば、壁と床の継ぎ目にはオリジナル部材の気密パッキンを採用。何度も実験を行い、壁の重みで程よくつぶれ、隙間をきちんと塞ぐ仕様になっています。また、コンセントは、外気が入ってこないように、コンセントの裏側に気密ボックスをつけることで気密性を保ちます。さらに、暖かな浴室を実現するために、床下の排水管・給湯管を通すための穴を埋めるキャップを独自に開発。外気の入ってこない、ヒャッと感のない翌日を実現する特許技術となっています。このような努力を重ね、入念な処理で徐々に高められてきたスウェーデンハウスの気密性。C値で表されるその性能は、お引渡しの前に一棟ずつ測定をすることで確認され、保証されています。
温度のバリアフリーで健康に
壁や床から伝わってくる冷たさからも、隙間風からも守ってくれるスウェーデンハウス・・・出ているぬくもりも、入ってくる冷たさもすくないのですから、エアコンなどで一旦暖まった室内は、ほんのり、じんわりと暖かさをキープしてくれます。足元から頭の先まで大きな温度差もなく、部屋ごとの温度差も少ない・・・まさに温度のバリアフリーです。冬を迎えるたびに、「冬でも裸足です」「夜中にトイレに起きても寒くない」「朝、布団からすっと出られる」というオーナーの皆様の声をお聞きします。素足で過ごす冬・・・あなたも体験したいと思いませんか?