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スウェーデンハウスが
こだわる木の
品質管理と環境配慮
木造住宅の強度や快適性を考えるのであれば、使用する木材の品質にもこだわりたいところ。高品質の木材を使用することで、長く安心して暮らせる住まいを実現可能です。石川・福井・富山で注文住宅を手掛ける北陸スウェーデンハウスでは、国際基準を満たしたスウェーデン材を使用しているほか、環境への配慮にもこだわっています。こちらでは、当社による木の品質管理と環境への配慮について詳しくご紹介します。
木の品質管理
スウェーデンの厳しい気候の中で育った木の特徴は、木目がきれいに詰まって安定した品質であることです。スウェーデンハウスの注文住宅で採用しているスウェーデン材は、EU加盟国の基準を満たす「CEマーク」の認証を受け、日本国内でも国土交通大臣の指定を受けたものを採用しています。
80年の樹齢が持つ強さ
当社の注文住宅には、樹齢80年前後の木を厳選して使用しています。スウェーデンの寒冷地で育った木材は、年輪の間隔が狭く堅さと粘り強いのが特徴です。木材というと強度が低いイメージがあるかもしれませんが、鉄の2.7倍の引張強度とコンクリートの約10倍の圧縮強度を誇ります。
高強度の構造材の採用
当社の注文住宅では、住宅で使用されることの多い2×4材と比較して1.6倍の断面積を持つ構造材を使用。強度や耐久性も大幅に向上し、住まう方の暮らしをしっかりと守ってくれます。
含水率の管理
木の含水率は品質に大きく影響します。十分に乾いていない木材を使用すると、乾燥による変形などにより傷みや施工不良につながります。当社で使用する構造材の含水率は、日本農林規格(JAS)基準の19%を下回る15%以下に保たれており、高い精度の施工や高性能な住宅を実現しています。
現地工場による安定供給
当社ではスウェーデンに現地工場を持ち、構造材は現地工場で生産しています。そのため、高品質な木材を安定して供給できるほか、森林保護にも貢献できるのがメリット。スウェーデンのクラフトマンシップと日本の繊細な製造手法によって生み出される部材は、他にはない高いクオリティを持ちます。
日本人スタッフとの連携により、高いクオリティを実現
私たちの現地工場で最も特徴的なこと、それは現地スタッフと日本人スタッフの調和にあると言えるでしょう。木工技術に伝統と定評がある国のクラフトマンシップと、日本の高い加工精度を求めるきめ細やかな製造手法。その2つを融合させることでスウェーデンハウスの高いクオリティを実現しています。現地工場を持つことで、私たちが手にしたのは、他の輸入住宅にはない、繊細な仕上がりを持つ部材。クラフトマップシップにあふれる丁寧な仕事からスウェーデンハウスは誕生していくのです。
現地工場で部材をつくることに、様々なメリット
建築現場で断熱材を充填すると、弛みなどの断熱性能を左右する様々な問題が発生します。壁パネルへの断熱材の充填を現地工場で行うことで、施工技術に左右されずクオリティが統一できます。
環境への配慮
スウェーデンは国土の70%以上を森林が占めている国であり、森林保護が徹底されています。1903年に制定された森林保護を目的とした法律では樹齢80年に満たない木の伐採は規制され、伐採後の森林再生にも余念がありません。当社が使用する木材も持続可能な森林から伐採されており、環境保護と資源確保の両立を目指しています。
木材調達方針の策定
自然の素材を使うのであれば、その責任を無視することはできません。そこで、当社では森林破壊に加担しない「責任ある木材調達」を目的として、木材調達方針を策定。木材が、どこで、どのように切り出されたのかを調査し、適切な森林管理のもとで伐採された木材だけを使用しています。森林生態系の保護と持続的な森林資源の利用を両立した住宅づくりは、私たちスウェーデンハウスの使命です。
CO2の増加を抑制
木材がCO2を吸収することは広く知られていますが、吸収したCO2を木の内部に蓄える性質があることをご存じでしょうか。木に蓄えられたCO2は木材が燃やされるまで排出されないため、木材を長く使用し、さらにリサイクル活用することでCO2増加の抑制に貢献できます。
5S運動による品質管理
当社では、建築現場での「5S運動」を徹底することで品質管理と廃棄物の削減を推進しています。
- Seiri
- 整理:いらないものを捨てる
- Seiton
- 整頓:誰でも使いやすいように並べる
- Seisou
- 清掃:現場を常にきれいにする
- Seiketsu
- 清潔:整理・整頓・清掃した状況を維持する
- Shitsuke
- 躾:決められたことを守る習慣づけ